andymori staff blog

一つのスタイルの確立

バクバクと心拍数をあげる心臓。
全てがスローに見える楽屋。
それとは裏腹にご機嫌に鳴り響くDJの音。
乾く唇。

こんな緊張感の中、
andymori 1st EP「アンディとロックとベンガルトラとウィスキー」発売記念「andymoriと貴方」が始まった。
渋谷CHELSEA HOTELを埋め尽くすオーディエンス。
andymoriのパフォーマンスを待ちわびている。
そうだ、今日はandymoriの"お祭り"なのだ。
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客席の興奮が最高潮に達した時、今回のイベントの主催者"YOUTH RECORDS"の庄司氏がandymoriを暖かくステージに呼び込む。

物凄い緊張感。
静寂の中、"遠くへ行きたい”が新アレンジで始まった。
3人のハーモニーが美しく、そして、激しく。
バラードにも関わらず歓声が上がる。
こんな静寂を叩き潰す様に"everything is my guitar" "ベンガルトラとウィスキー" ”僕が白人だったら"とビートをお互いに感じながら、
畳掛ける様にフルスピードで駆け抜ける。
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そして、"青い空” "スパイラル”でVo小山田壮平の内に秘める感情をむき出しにした。
サイコーのパフォーマンスだ!

"モンゴロイドブルース"で会場を盛り上げるだけ盛り上げた!
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「苦しい事とか一杯あるけど、そんな時はTVの音もいろんなものが全部が暴力的に聴こえて、音楽も聴きたくなくなって。でも音楽は待っててくれる、そして、andymoriはいつも待っている。貴方の事を」

と語った小山田壮平。

最後はBa"藤原ヒロシ"、Dr"後藤大樹"のグルーブがうねりを増し、
"andyとrock" "FOLLOW ME"で切れる。
後藤大樹も持っている全ての力を出し切って倒れる。
藤原ヒロシも冷静に熱く。
小山田壮平は最後、ギターを乱暴に投げた。
そして、一本しか持っていないギターのネックが折れた。
でも、ギターは治せばまた使えるが、今日という日のこの感情は今日しか表現出来ない。
ギターのネックが折れた事よりも、今日という日の感情を出し切った事に喜びを感じている。
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"スパイラル”で
「僕たちはそれでも明日を夢見て眠るしかないんです
疑いや憧れはスパイラルもうたくさんあるけれど
僕たちは時間がない時間がないあの頃に戻りたいと言いながら
いつだってもう少しもう少し君にいてほしいだけ」
とやさしく歌う。
気持ちを映し出す様に前のめりなビートで演奏を続ける。
結成1年のandymori、今、彼らは"すごい速さ"で音楽シーンを駆け抜けている。
そして、これからも駆け抜けるだろう。
今日、"andymori"という一つのスタイルが確立されたと思う。
何処にも属さいなこのスタイルはきっとこれからたくさんの人たちに浸透していくだろう。
そうなる為に、彼らはさらに"すごい速さ”で駆け抜けて行かなくてはならない。
そんな彼らから目を離さないで欲しい。
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確実にロックの未来が変わる事を確信した。
会場にいた全ての人たちがそう思った記念すべきライブになった。

さて、andymoriの1回目のお祭りは終わりました。
参加してくれた、残像カフェさん、オロカモノポテチさん、RAVEさん、本当にありがとうございました!
最高のイベントになりました。
そして、YOUTH RECORDSの庄司さん。
あなたのセンスは素晴らしい!ご機嫌な音楽をありがとう!

2009.2.21(土)渋谷CHELSEA HOTELにて第二回目を開催します!
2009.2.4に発売が決まった待望の1st album"andymori"の発売記念です。
また、楽しい時間を一緒に過ごしましょう!
by andymori | 2008-11-09 22:44